●飯山仏壇の蒔絵(まきえ)とは?
仏壇の扉に描かれている蒔絵は、まず漆で絵を描き、その漆が固まらないうちに蒔絵粉(金粉)を蒔いて表面に付着させる技法です。飯山仏壇の特徴は、貝殻を砕いて粉末にした胡粉を用いる胡粉盛り蒔絵(ごふんもりまきえ)です。

蒔絵師 藤澤一雄

飯山仏壇の蒔絵師だった父親と同じ道を、藤沢さんは21歳の時から歩み始めました。「蒔絵の世界は奥が深く、やればやるほど、のめりこんでいきました」と当時を振り返ります。「長年やってきて、いちばん大事なのはやはり『図案(デザイン)』だと思います。お客様がパッと見て、綺麗だな、と感動するかどうか」がポイントだそうです。飯山仏壇で培ってきた藤沢さんの蒔絵技術は、いま、身に着けるアクセサリー類はじめ、万華鏡やオルゴールなど様々な製品に展開されています。

【工房名】藤澤蒔絵
【代 表】藤澤一雄
     飯山仏壇 伝統工芸士
【住 所】飯山市野坂田741-4
     TEL.0269-62-2717
【 WEB 】http://maki-e.jp/