
●飯山仏壇の金具(かなぐ)とは?
仏壇には随所に錺金具(かざりかなぐ)がつかわれています。これらは模様が刻まれた鏨(たがね)を打ち込む型打ちと、蹴り彫りといった技法を使い、銅や真鍮などを加工し作られたものです。伝統的な飯山仏壇では錺金具がふんだんに使われています。
彫金師 三ツ井照雄

仏壇の金具には装飾的な面と蝶番など機能的な面があります。三ツ井さんは飯山仏壇の錺金具作りで培った技術技法を活かし、現在仏壇の錺金具はもちろん、花器やお皿など暮らしで使える日用雑貨にもその技術を展開しています。『手づくりの良さは世界にひとつだけのもの』コンピュータには真似できません。そういう唯一無二の価値観を、また飯山仏壇の伝統文化をもっと多くの人達に広げ、伝えていきたいと学校体験教室等の開催にも力を入れています。



【工房名】三ツ井金具製作所
【代 表】三ツ井照雄
飯山仏壇 伝統工芸士
【住 所】飯山市大字飯山1357
TEL.0269-62-3709